中国チームは3位に入り、選手一同感涙にむせぶシーンもあったが、オリンピックでは苦戦が待ち構えているのだから、それまでにさらに強化する必要があろう。
スポーツに詳しい人たちの分析によると、中国女子チームはサーブのミスが多いことやブロックの面でまだまだレベルアップの必要があり、多角的なアタックで相手のブロックを切り崩す戦法などをより多く編み出す必要がある。
今回はイタリア、ブラジルなどは選手にケガ人も多く、相対的に言って、相手にも弱点がかなりあったので、一応スムーズに行ったと言えようが、これがかりに最強の態勢でぶつかってきた場合、苦戦を強いられていたはずである。
そういう意味で、勝利に酔うことなく、より困難な場面を想定してロンドンに備えることが必要であろう。今の中国女子チームは全盛期のチームに比べるとまだ未熟な面が目立ち、これから世界の強豪を相手に戦うには、さらに技術面、精神面での成熟が必要であろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月21日