鉄道部の盛光祖部長は9日のテレビ会議で、来年の春節(旧正月)期間の特別ダイヤから、乗車券のオンライン販売、電話予約、電子決済などを本格導入する方針を明らかにした。新京報が伝えた。
盛部長は「例年より早く1月8日に始まる来年の春節特別ダイヤから、全線で初めて乗車券のオンライン販売、電話予約、電子決済などを本格導入する。早めに設備の検査や保全を行い、安全な運用を確保しなければならない」と指摘。実現に努めるべき点として▽乗客に便利なよう、乗車券販売方法を改善する▽ダフ屋を厳しく取締り、乗車券販売の公平・公正性の確保に努める▽給水・暖房・衛生・飲食面を改善し、乗客の基本的ニーズを満たす▽乗客の駅利用、乗車・下車にできる限り便宜を図る▽高齢者・幼児・病人・障害者・妊婦の乗客のために青年ボランティアを組織する▽運行情報サービスや乗客の苦情受けつけ面での明らかな変化の6つを挙げた。
鉄道部が先日各鉄道局に出した通達によると、来年の春節ラッシュは春節前がピークで、春節後は比較的緩和する見通し。全国の鉄道利用者数は前年比1352万人増加の延べ2億3500万人で、1日平均延べ588万人になると予想される。
「人民網日本語版」2011年12月11日