「恐妻(妻の尻に敷かれること)」を、昔は「惧内」という上品な言葉で表現していた。時代の移り変わりに伴い、「恐妻」と「惧内」はイコールではなくなってきている。
春節に関するオンライン調査で、「恐妻」をめぐる質問が出された。調査対象となったネットユーザ3万人のうち、「恐妻家」が最も多かった地域は、首位の座を奪還した北京で、第2位に浙江省、第3位に山東が続いた。
【調査】夫の約半数が「恐妻家」
「春節(旧正月)をどう過ごすかについて、家庭内で誰が主導権を握っているか?」というテーマをめぐるオンライン調査がこのほど実施された。3万人以上のネットユーザが回答を寄せ、「夫」「妻」「夫の母親」「妻の母親」の4択のうち、「妻」を選んだ人は47%、「夫」は46%だった。
地域別でみると、「妻」を選んだのは北京のネットユーザが最も多く、浙江と山東が北京に続き第2位と第3位に入った。
この調査結果は、新浪微博(ミニブログ)で最も大きな議論を呼んだ。多くの女性が、「旦那が恐妻家ですって?そんなことを感じたことは一度もないわ」と反対意見を述べた。
鳳凰網が昨年、同様の調査を実施したが、「あなたは妻の尻に敷かれていますか?」との質問に対し、50.3%の夫が「イエス」と答え、「自分は妻に一目置かれている」と答えた人は17.3%にとどまった。