【女性の意見】 私は夫から恐れられたくない!
「春に夫という種をまき、秋に収穫した。良い夫が収穫できた。私に付き合って街をぶらついてくれるし、お金も稼いできてくれる」。これは、ネット上で大ブレイクした文章だ。思いやりに溢れた優しい伴侶と一緒に人生を歩むことが多くの女性にとって大きな望みであることに、今も昔も変わりはない。
女性問題を専門とする中華女子学院の王向梅教授は、「妻の尻に敷かれる」は、女性が求めた結果ではないとの見方を示した。王教授は、「このような調査は、社会における真実を覆い隠してしまう。単純に、夫は妻に頭が上がらないという一側面しか捉えていない。女性の自尊心や自意識が高まり、学歴が向上し、所得が増えたなど多くの原因で、家庭の中での女性の地位が向上した。しかし、それによって多くの恐妻家が誕生することはない」と語った。
一方、社会には「男女不平等」がまだ根強く残り、「恐妻」といっても、本当に「恐れて」いるのではないと思っている人は多い。王教授は、「職業生活においても結婚生活においても、平等を尊重することが何よりも大切だ」と強調した。
「人民網日本語版」2012年2月9日