【解説】「恐妻家」は時流にマッチ
「恐妻家」は、現在大流行中の「男性病」となった感がある。男性が妻のことについて口を開くと、「うちの嫁は本当に凄い!マジ怖いよ!」という誇らしげな科白が出てくる。
ネットユーザ「南方純夫」さんは、「妻の尻に敷かれる」のは愛情の裏返しであり、妻を愛すればこそ怖がるのだと指摘した。一方、ある男性は、「厳しい妻」が傍にいることは、筆舌に尽くしがたい苦しみだと話す。一人前の男が、家にいる女性を何故これほど恐れるのか?この問題について、済南に住む新婚ホヤホヤの鄭強友氏は、「夫が妻を本当に怖がっている訳ではない。男性が女性を尊重している現れだ。夫が心底から妻を恐れていると誤解すれば、落とし穴にはまる恐れがある」と本音を吐いた。
あるネットユーザは、「恐妻家は単に言葉上のことにすぎず、男性が備えるべき美徳だ」と冗談めかして発言した。「家庭内の小事は女性に任せ、大事は自分が仕切る」ことを望む男性は多い。これこそ、器の大きい男性の振る舞いであり、美徳なのだ。