最後に娯楽に関して言えば、旅行はオーストラリアへの一般的な6日間のツアーは10万前後で、月収の25~33%ほどだ。カナダ、アメリカの15日ツアーになると15~20万円で月給の半分となる。東南アジアへの旅行は極めて安く、10万円あればシンガポール・マレーシア・タイの7日間ツアーを楽しめる。
一方、中国はオーストラリアで7日間遊びたいと思ったら、少なくとも8000元以上は必要で、日本よりも高い。アメリカ・カナダの15日間ツアーは1万5000元ほどで、月収の4-5倍だ。東南アジアは中国でも比較的安いほうだが、それでも8000元は必要で、日本と同じ価格でも中国人の月収の2-3倍に相当する。中国ではスキーは時間ごとの料金計算となり、1時間ごとに安くて20元、高いと50元ほどになる。1日8時間滑ると考えると、160~400元は必要であり、月収の5-10%相当だ。日本ではスキーは日ごとの料金となる。1日安くて7000円、高くて1万円ほどで、月収の2.5-3.3%ほどとなる。しかも朝の9時から、夜の9時まで楽しむ事ができるので自由度も高い。
日本では1人1800円で映画を見ることができ、月給の0.05%ほどだ。しかし、中国でハリウッド映画を見ようと思ったら30-50元はかかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月17日