調査:3割に家庭内暴力 日本人女性が耐え続けるのはなぜか?

調査:3割に家庭内暴力 日本人女性が耐え続けるのはなぜか?。

タグ: 既婚女性,暴力,男女平等

発信時間: 2012-04-27 14:01:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

シンガポール紙「聯合早報」によれば、日本女性は家庭での立場が低く、3割以上の既婚女性が夫から暴力を受け、心身にストレスを抱えているという。

日本の内閣府の調査で、ほとんどの家庭内暴力の被害者は、経済的に自立していない専業主婦で、婚姻関係の維持のために声を上げずに我慢するしかない状態が明らかになった。

男女平等の実現と家庭内暴力の撲滅を目指し、日本政府は3年に1度5000人の男女を対象にサンプル調査を行っている。

発表されたばかりの調査結果によれば、家庭内暴力の被害にあっている女性の割合は相変わらず高く、32.9%の女性が自分は家庭内暴力の被害者であると言っている。このデータは前回とあまり変化はないが、うち25.9%が家庭内で夫から殴る蹴るの暴力を受けていると明かしており、6.2%がさらにこのような暴力が常態化しているといっている。

調査を受けた女性の17.8%は、彼女たちの尊厳が踏みにじられていると感じており、いつも夫から暴言など言葉の暴力を受けたり、外出を制限され、監視を受けているという。また、14%が夫に夜の営みを強制されたことがあり、性生活でも暴力を受けていることがわかった。

この調査は、日本女性の被害者が直面している更に深い問題にも言及している。なぜ多くの女性が夫の暴力に耐えているのかという問題だ。

女性回答者の57%が「子どものために離婚できないから」、41%が「周りに本音を話せる人がいないから」、18.3%が「経済的に自立できないから」と答えている。

この調査は日本の現代の男女交際の実情についても深く追求している。それによれば、一部の女性は恋愛中にも男性から暴力や抑圧を受けているという。

10組のカップルのうち、1人が男友達から殴る蹴るの暴力を受けていると訴えた。また、半数が暴力を受けた後も交際を続けているという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月28日

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