北京青年圧力管理サービスセンターは21日、2012年度中国大学生就職プレッシャー調査報告を発表した。同報告よると、大学生の就職プレッシャーは今年、過去4年間で最低となった。また、本科生・修士生・博士生の希望月給は、物価高騰の影響を受けた昨年と比べ、いずれも1千元以上下がっている。新京報が報じた。
▽就職先:政府機関・国有企業にこだわらない
同センターの熊漢忠主任は、「今年は大学生の就職プレッシャーが2009年以来最も小さい1年となった」と語る。
ここ4年の調査データを見ると、大学生の就職プレッシャーが最大だったのは2009年で、翌2010年にわずかに下がり、2011年には再び上昇している。
「これまでは贅沢を言う余裕もなかったが、今年は選択の余地がある」。このほど行われた民間企業の就職説明会において、多くの大学生が今年の就職情勢について「まあまあ良い」と答えた。
このほか、「90後(1990年代生まれ)」の卒業生の就職観念が従来と違ってきており、政府機関・国有企業のほか、民間企業で働きたいという人が増えている。