▽希望月給:昨年よりも減少、より妥当な額に
2010年の調査では、就職のプレッシャーから「給料なしでも働きたい」と回答した大学生が2割に上った。昨年は物価高騰を受けて、学生たちの希望月給が現実離れなほどに高まり、1万元とする回答者もいた。
今年の報告によると、専科生の希望月給は2890元、本科生は3480元、修士生は4840元、博士生は7160元となった。本科生・修士生・博士生の希望月給は昨年よりも1000-3000元下がり、より妥当な額になった。
▽勤務地:二線都市を選ぶ学生が半数以上
勤務地の選択においては、一線都市および直轄市を第一志望とした大学生の割合が引き続き下がり、「北京・上海・広州離れ」がより顕著化した。
報告によると昨年、一線都市を第一志望とした大学生は約5分の1だったが、今年はこの割合が14.4%にまで下がった。一方で、二線都市(省都、計画単列市)を第一志望とする人の割合は55%にまで高まっており、半数以上が二線都市で就職したいと望んでいることになる。
「人民網日本語版」2012年5月23日