北京、地下鉄4路線が年内に同時開通へ 混雑解消に期待

北京、地下鉄4路線が年内に同時開通へ 混雑解消に期待。 北京市軌道(地下鉄)交通建設管理公司は30日、▽6号線1期工事▽9号線の北区間▽10号線の2期工事▽8号線の2期工事南区間--の主な構造工事が完了し、12月28日に同時開通する予定であることを明らかにした…

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発信時間: 2012-09-03 14:25:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京市軌道(地下鉄)交通建設管理公司は30日、▽6号線1期工事▽9号線の北区間▽10号線の2期工事▽8号線の2期工事南区間--の主な構造工事が完了し、12月28日に同時開通する予定であることを明らかにした。全長約70キロ。これで、北京の地下鉄運営路線は全長442キロとなる。北京市の政府紙「北京日報」が報じた。

上記4路線の構造工事に付随する工事や駅の内装工事もほぼ終了。列車の走行に向けた調整も段階的に実施される計画で30日、まず9号線北区間の全線で走行に向けた調整が開始された。そのほかの3路線も9月15日から全線で調整が開始される予定。その後9月20日までに、同4路線すべてが走行テストを実施できる条件を整える見込み。

上記4路線はいずれも高い地下鉄の運営基準に基づいて開通し、うち6号線は、最も多い時間帯で4分おきに発車。3分おきの発車も試みるという。一方、9号線北区間と8号線2期南区間では、5分おき、10号線では3分おきを目指す。新たな地下鉄路線となる6号線1期は、1号線の利用者を分散するとして注目されている。関係筋は「1号線から乗り換え可能な南北行きの地下鉄4号線、5号線、10号線は、6号線からも乗り換え可能になるため、1号線の代わりとして利用することができる」とし、「同沿線の住民は選択肢が増える」と期待を寄せる。

6号線の設計計画に基づくと、開通後、利用客は1日延べ70万人に上るとみられる。そして、安定した運営が数年続けば、その数は現在の1号線の利用者規模に近づく140万人に達し、飽和状態になると見込まれている。混雑を少しでも緩和するため、6号線では初めて、大容量の8両編成B型列車(車両長19m、最大幅2.8m、定員240人)が採用され、1編成の定員が1860人と旅客輸送量が1号線の30%増となる。それでも、朝陽区北路沿線の巨大な居住規模を考えると、業界内では、同新路線の1日当たりの利用者もすぐに、延べ140万人を突破すると考えられている。

城建設設計研究総院6号線一期の曹宗豪・責任者によると、6号線の駅と駅の平均距離は1.7キロで、一般の都市部の地下鉄線路より長いため、列車の速度も上がる。将来、北京のさらに多くの地下鉄線で大容量の列車が採用される予定。例えば、7号線では6号線と同じ、8両編成B型列車が、14号線では6両編成A型車両(長22.8m、最大幅3m、定員310人)が、16号線では8両編成のA型列車がそれぞれ採用される予定で、旅客輸送量が大幅に向上する。一方、3号線や11号線、12号線など、建設計画中の都市地下鉄路線でも、8両編成のA型列車が採用され、各列車の定員は2100人に上る予定。

「人民網日本語版」2012年9月3日

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