日本人にとって、銭湯につかるのは伝統的な習慣のひとつ。リラックスできる雰囲気の中で身も心も解き放されるのだ。しかも、最近、この日本の古い伝統が多くの観光客を引きつけ、観光客たちが日本の公衆浴場でこの特別な楽しみを味わっているらしい。
いつでも楽しめる銭湯
銭湯は日本特有の公衆浴場で、平安時代末期に出現した。調査によると1923年まで、東京には約2800の銭湯があったが、震災等の影響を受け、今では東京にはたった1200しか残っていない。日本全国では7000ほどだ。
銭湯の一般的な費用は、成人が1回450円、12歳以下の子供は1回80円である。すべての銭湯には自動販売機があり、洗浴用品の貸し出しなどのサービスを提供している。浴槽の湯は豊富な鉱物を含む天然泉で、場所によりそれぞれの色の湯が味わえる。その外、週1日だけ休業するが、そのときには早めに公告が貼り出される。