中日両国の始めての戦い 大唐帝国が日本を「唐マニア」に変えた（3）
中日両国の始めての戦い 大唐帝国が日本を「唐マニア」に変えた（3）。 中日両国の始めての戦い 大唐帝国が日本を「唐マニア」に変えた
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劉仁軌は日本軍が軽率に攻撃してくるのを見て、背の高い唐船を左右に配置し、日本軍の船を包囲した。旋回させないようにしたのである。そして体当たりと火器による攻撃を行った。「日本書紀」には「大唐、便ち左右より船をはさんで繞戦す。須臾の際、官軍敗続す。水に赴いて溺死する者おおし。艫軸、廻旋するを得ず。朴市田来津、天に仰ぎて誓ひ、歯を切りて嗔り、数十人を殺しつ。焉に戦死せぬ 。」朴市田来津とは日本軍の勇将であり、戦況がおもわしくない様を見て「数十人を殺」すしかなかった。記載が簡略すぎて、殺したのが唐の兵隊なのか自分の部下なのかは分からない。
中日の歴史における最初の大規模戦争は、唐軍の圧倒的な勝利に終わった。日本軍の400隻余りの船は海底に沈み、無数の兵隊が溺死した。日本軍は残された船に敗残兵を乗せ、ほうほうの体で日本に逃げ帰った。
援軍の惨敗の知らせを聞いた周留城の百済王豊は肝をつぶし、混乱に乗じて高句麗へと逃げた。王子の忠勝、忠志は、残った者と共に投降した。先に上陸していた一部日本兵は闘志を喪失しており、船に乗って逃げ帰った。
大唐の軍事力によって、百済の国名は朝鮮半島から消えることになった。
白村江における中日の戦いは、性質上は東アジアの覇権争奪戦だった。腕比べのようなものである。敗北後の日本は、丸々900年間、朝鮮へ出兵しようとはしなかった。唐は百済を滅ぼしてから5年後に高句麗も滅ぼした。一方、唐と友好関係にあった新羅は強大化し、半島を統一することになった。
刘仁轨见日军贸然来攻，便指挥高大的唐船将日船左右包围，使其不得回旋，随后再施以冲撞和火攻。《日本书纪》记载道：“大唐便自左右夹船绕战，须臾之际，官军败绩，赴水溺死者众，舻舳不得回旋。朴市田来津仰天而誓，切齿而嗔杀数十人，于焉战死。”朴市田来津是日军勇将，见战况不力顽强战斗，只不过“嗔杀数十人”的记载太多简略，不知道是杀的唐兵还是自己手下。
中日历史上第一次大规模的战争，以唐军的压倒性胜利而告终：日军400多艘船只沉入了海底，士兵溺死无数，日军剩下的船只载着残兵，惶惶逃回日本。
援军惨败，周留城里的百济王丰闻风丧胆，趁乱逃奔高句丽，王子忠胜、忠志率残部投降。先行登陆的一部日军则彻底丧失了斗志，各自寻船逃生
在大唐的军事铁腕下，百济的国名从朝鲜半岛抹去了。
白江口中日之战，从性质上说就是东亚的霸权争夺战，就是比谁膀子粗。日本吃了败仗后，整整九百年没敢对朝鲜半岛用兵。唐朝则顺利灭掉百济，五年之后又灭了高句丽，而与唐友好的新罗最终强大起来统一了半岛。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2012年11月26日
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