スタンフォード大学の報告書によると、タッチパネル搭載の携帯電話の表面に存在する細菌・ウイルスの量は、学校の男子トイレの18倍に達するという。武漢大学人民医院感染科の陳副主任は、「タッチパネル搭載の携帯電話は、確かにウイルス感染の媒体である。頻繁に携帯電話を使う人は、定期的に消毒を行うべきだ」と語った。この情報は現在、ネット上でホットな話題となっている。半信半疑なネットユーザーもいるが、多くの人は「まさか煮沸消毒しろとでも?」と疑問を呈している。中国経済網が伝えた。
ネットユーザーから寄せられたユニークなコメントを紹介しよう。
「どこの学校の男子トイレを基準にしたんだ?」
「どこのトイレより18倍汚いというのだ?サンプル数は?具体的な測定値はどうした?」
「携帯の画面なら舐めてもいいが、専門家のあんたは便所を舐められるのか?」
中には次のような理性的なコメントもあった。
「タッチパネルは頻繁に手で触れるし、携帯電話もさまざまな場所に置かれている。中にはトイレの中に置く人もいるのだから、汚くないわけはない。しかしどれほどの危害があるかについては不明だ。タッチパネル搭載の携帯電話を3-4年間使っているが、携帯電話のせいで病気になったという話は聞かない。しかし携帯電話の使用後に手を洗うべきだろう」
あるネットユーザーは驚くほどのことでもないとし、「マウス、キーボード、ハンドル、鍵、財布、特に人民元は頻繁に手に触れるものだ。何だって同じだ」とコメントした。
さらにここからビジネスチャンスを見出す人もいて、「携帯電話の消毒を始めたらどうか?専門的な業者に消毒してもらうべきだろうか?料金は1人5元にしようか、3元にしようか、それとも1元にしようか?」とコメントした。また「明日の携帯電話業界に、画面を消毒する業種が誕生するだろう」と予想する声もあった。
「人民網日本語版」2013年3月27日