コンテンツ力を活用 中日アニメ合作の空間を開拓

コンテンツ力を活用 中日アニメ合作の空間を開拓。 「最強武将伝・三国演義」について、「チャイナネット」は株式会社タカラトミーの黒木健一・アジア事業本部長にインタビューし、中国の会社との協力や周辺製品の開発、今後の中国市場での計画などについて話を聞いた…

タグ: 黒木健一  最強武将伝・三国演義 アニメ 「三国ブーム」 中国 コンテンツ力 活用

発信時間: 2010-06-23 17:15:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

3、周辺製品、「小学生男児をイメージした玩具事業を主軸に」

周辺製品

――このアニメについて、どのような周辺製品を開発しましたか。

周辺商品は小学生男児をイメージにした玩具事業を主軸としながら、子供から大人まで幅広いターゲットに向けたMD展開を行います。例えば玩具において、「三国演義」を代表できるキャラクターパワーを生かし、アクションフィギュア、R/Cベイブレード、なりきり武器、名場面フィギュアなど多数展開しています。

――「三国演義」には英雄となる人物が多く、美人も数人います。周辺製品を販売する際にどのような人物が一番人気がありますか。

「三国演義」のキャラクターはそれぞれ魅力があり、人気度もそれぞれですが、玩具の特徴からみると諸葛亮、趙雲などは人気があります。

――輝煌動画の周総経理によると、アニメ「三国演義」の対象視聴者は16-35歳と位置づけられていますが、周辺製品も年齢による区別がありますか。

特に年齢による区分はありませんが、「三国演義」は中国では子供から大人まで幅広い年齢層に支持される作品であるため、小学生男児をイメージにした玩具事業を主軸としながらも、幅広いターゲットに向けたMD展開を行っています。

――中国市場と日本市場での周辺製品の販売状況を教えてください。中日市場を除き、ほかの市場でも販売されていますか。

中国市場において、2009年8月CCTVの初回放送に合わせて商品展開がスタートし北京、上海、成都、広州等で徐々に拡大して現在は約200店舗での展開をしています。日本市場も初放送に合わせて、全国販売で展開をしています。中国・日本以外の市場は現地での「三国演義」の放送に合わせて順次展開していく予定です。

――海賊版を避けるために、周辺製品の部品や原料の自給率を高めたり、技術の難度を高くするなどされていますか。

海賊版対策としては、現在中国側と一緒に対策を講じています。周辺製品の部品材料や技術が拘って、海賊版とすぐ区別できる製品を展開しています。

――アニメ「三国演義」について、テレビ放送、図書やAV製品、そして周辺製品の三つの部分がそれぞれ収益全体に占める比率を教えていただけますか。

中国との関係もあり明確に言えませんが、タカラトミーは著作権比率に応じて番組販売、DVD、出版、周辺製品等の収益が入ります。

――今後、中国市場への進出について、どのような計画がありますか。

中国のコンテンツ力を活用し、玩具商品の価格帯の改善や流通チャネルの拡大等計画があります。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月22日

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