解放軍少将:中国軍の「実践能力」はどこから?

解放軍少将:中国軍の「実践能力」はどこから?。

タグ: 積極的な防衛 戦備態勢 準軍事行動

発信時間: 2010-03-16 10:11:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

さらに、正常の訓練と演習である。これも一種の常態的な軍隊の実践能力を高める方法である。「練兵千日、用兵一時」は、確かに軍隊の実践能力を育成、維持し向上させるための基本的な方法だ。もちろん、それは決して自然で有効的ではなく、カギとなるのは、この種の訓練と演習が実戦に近いか否か、科学的に厳格か否かを見る必要がある。こうした訓練と演習の内容と要求はいずれも過去の実践から総括、結論づけられた、つまり戦争の中で最終的に戦争に用いられたものである。

 

最後に、国際的な二国間、多国間による合同演習及び国際的な軍事及び準軍事行動に積極且つ主動的に参加する。例えば、国際テロリズムやソマリアの海賊取締り、平和維持活動、国境を越えた人道的な災害救援などだ。こうした活動を通じて、我々は地域の安全と国際平和及び協力の維持に貢献できるだけでなく、その他の国との軍事交流と相互信頼を増強できると同時に、わが軍に学ぶ機会を提供し、わが軍の領土外での軍事任務遂行能力が高まることになる。

総じて言えば、軍隊の実践能力の向上に最も重要なのは実践であり、「戦争の中で戦争を学ぶ」ことでもあるが、これは決して唯一の方法ではない。マクロ的に見れば、平和な時代は常に戦争の時代にあり、21世紀以降、我々が直面しているメインテーマは平和と発展だからだ。従って、いかに非戦争の時代にあろうと、方法を尽くして軍隊の実践能力を向上させることこそが、我々が解決のために力を入れなければならない現実的な問題である。

「チャイナネット」 2010年3月16日

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