中国館と隣接しているネパール館の前には大勢の入場者が集まった
どんなサービスでも7000万人の来場者に耐えるとなると非常に複雑になる。上海万博の様々のサービスは7000万人の試練に耐えなければならず、この試験はかなり難しい。
「健康万博、無煙施設」を提唱する上海万博園区の施設は禁煙で、ライターなどの着火用具の携帯は禁止されているが、その時の情況により園区の露天エリアには一定数の喫煙所が設けられることになっている。
身体障害者はどのように見学するのだろうか。上海万博園区は車椅子と電動車椅子の入園を許可している。また組織側は園区の入口周辺に設置された8つの指定駐車場にバリアフリーの駐車スペースを用意し、無料で車椅子を貸し出す。
園区のトイレはどうだろうか。上海万博園区には1万1000個のトイレがあり、男女比は約1対2.5。一日60万人から80万人のニーズを満たすことができる。関係部門はこれまでに開催された2回の万博の経験や教訓をまとめ、100人のスタッフを組織して各地の公共トイレに行き、4万人近くのトイレに行く状況データを集めた。