何文東さんの作品「朝」(2010年3月27日四川省郫県で撮影)
2008年5月12日に発生した四川大地震で、住んでいた家が倒壊し両親を失くした子供たち。しかしこうした孤児たちは、社会主義という大家族の中で様々な人から関心を受け、再び降り注ぐ暖かい太陽の光の下で幸せな生活を始めている。写真家の焦波さんは6人の孤児に撮影方法を6回にわたって指導し、子供たちが興味を持つものを自由に撮影させた。
子供たちの目はとても純真で、シャッターを切る瞬間の構図は独特。そしてそれは子供たちの心の浄土であり、大人たちがあこがれる世界でもある。子供たちの祝福は世界への祝福だ。空が永遠に曇りなく、いつも朝の光が子どもたちを照らすことを願っている。
何文東さんの作品「仲間」(2010年3月27日四川省郫県で撮影)