7.米軍のF-22が再度の飛行停止
米国防総省の報道官は5月15日、パネッタ国防長官は米空軍のF-22戦闘機に対する全面的な飛行停止を命じたと表明した。F-22は米国の21隻の主力戦闘機であるが、酸素供給不足の問題が解決されず、今年再び飛行停止となった。同機は7月25日に飛行を再開したが、4ヶ月もたたない11月15日に再び墜落事故が発生した。同機はかつて世界中の注目を集めたが、性能の低い酸素供給システムは現在、多くの人に手に汗握る思いを強いている。「ラプター」は就役から7年間で、幾度もつまずきを経験してきた。また同機は高額なため、指揮官はこれを前線に送り込むことをためらうだろう。