(二〇〇七年十月二十一日に、中国共産党第十七回全国代表大会で採択)
中国共産党第十七回全国代表大会は中央規律検査委員会の活動報告を審議し、それを採択した。大会は中央規律検査委員会の仕事を十分に肯定した。
大会は、党中央の強固で有力な指導の下で全党と全社会の共同の努力により、党風・廉潔政治の建設と反腐敗闘争において著しい成果を収めた、と考える。
大会は次のような要求を提起した。中央と地方の各クラス規律検査委員会は中国の特色のある社会主義の偉大な旗じるしを高く掲げ、鄧小平理論と「三つの代表」という重要な思想を導きとすることを堅持し、科学的発展観を深く貫き、徹底させ、党規約で規定された職責を全面的に履行し、あくまでも党を厳格に治め、党の規律を守り、深く突っ込んで党風・廉潔政治の建設と反腐敗闘争を推し進めるべきである。各クラスの党委員会は引き続き規律検査の仕事に対する指導を強化し、腐敗反対・廉潔唱導の活動を一段と際立った位置に置き、旗幟鮮明に腐敗に反対しなければならない。また、枝葉末節と根本の問題をともに解決し、総合対策や措置を講じ、懲罰と予防に同時に力を入れ、予防を重視するという方針を堅持し、党と人民大衆との血と肉のつながりを保つことを重点とする作風づくりを強化し、腐敗に対する懲罰・予防システムの整備を重点とする腐敗反対・廉潔提唱の活動を強化し、断固として腐敗を取り締まるとともに、腐敗を招く根本的問題の解決や腐敗の予防に重きを置き、制度整備にいっそう重きを置き、根源から腐敗を防止し、根治する活動の範囲を拡大することにより、科学的発展を推し進め、社会の調和を促進し、党の第十七回全国代表大会が打ち出した諸般の重要な政策決定と戦略的配置の実現のために力強い保証を提供しなければならない。
「中国共産党中央編訳局文献翻訳部」2007/10/26