三 条文部分の改正の主な内容
(一)党員の義務について適宜な改正をおこなった。総綱部分の関連ある改正とかみ合わせるため、第三条第一項第一句を、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想および科学的発展観を真剣に学習する、というふうに改めた。
(二)党の末端組織の基本的任務を充実させた。末端部における先進的な党組織の整備、優れた共産党員を志すキャンペーンを突っ込んでくり広げることは、党の末端組織の建設を強化する上での経常的な仕事であり、新しい情勢下で党の先進性と純潔さの保持を強化するための有力な手がかりでもある。ここ数年にわたって展開してきた先進組織・優秀者を志すキャンペーンの経験をまとめ、このキャンペーンが常態化し、長期的な効果を保つよう促すために、第三十一条第一項においては、先進組織・優秀者を志すキャンペーンに積極的に取り組むという内容を書き加えた。それと同時に、第三十一条第二項第一句を、党員を組織して、真剣にマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想および科学的発展観を学習する、というふうに改めた。
(三)幹部の選抜・監督についての内容を書き加えた。十七回大会以降中央は、幹部の選抜においてはあくまでも才徳兼備や、徳を先とすることを堅持し、全国の津々浦々からの人材の結集と賢者のみの任用を堅持することを強調して、全党を挙げての普遍的な賛同を得ている。ゆえに、第三十三条第一款においては上述の内容を書き加えた。また、高資質の幹部陣づくりの要請に応えるため、第三十三条第二款においては、党は幹部に対する監督を重視するという内容を書き加えた。これらの面の内容を充実させることは、人材任用の正しい方向性をよりよく樹立し、公正かつ真当な人材任用の気風を堅持し、人材の選抜・任用への公信度を高め、幹部の健全な成長を促すことに役立つ。
(四)党の各級指導幹部が備えるべき基本的条件についての内容を書き加えた。原則を堅持することは党の各級指導幹部の基本的資質の重要な側面であり、各級指導幹部に対する党の一貫した要求でもある。原則を堅持する上での各級指導幹部の自覚性を強めるため、第三十四条第五項においては、党の各級指導幹部は原則を堅持しなければならない、という内容を書き加えた。また第三十四条第五項においては、党性と品性を重んじ、手本を示す、という内容を書き加えた。これらの面の内容を充実させることは、全党とりわけ党の各級指導幹部が党性の原則を堅持し、モラルの素養を強化し、模範としての役割をよりよく果たすよう促すことに役立つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月16日