◆ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議
東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国、日本、韓国の指導者による首脳会談(10+3)は、アセアン10カ国(ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア)と、中日韓3カ国の首脳が行う会談。97年のアセアン発足30周年を機に発足した。
中国は「10+3」と「10+1」の協力体制の発展に重要な貢献をしてきた。97年に開かれた非公式首脳会談で、中国はアセアンと善隣かつ相互信頼のパートナーシップを確立するとの「共同宣言」を発表。02年には、10年までに自由貿易協定(FTA)を結ぶことを目標とした「全面的な経済協力に関する枠組み協定」に署名した。03年の第7回「10+3」と「10+1」の期間、温家宝首相はアセアン10カ国と「平和で繁栄した戦略的パートナーシップに向けた共同宣言」に署名するとともに、中国が「アセアン友好協力条約」に加盟する調印式に出席した。
「チャイナネット」 2009年8月