第16期中央委員会の活動報告(以下は「活動報告」と略称)では、改革開放の偉大な歴史的過程を論述する際、改革開放は現代の中国の運命を決定する要とする選択であり、中国の特色ある社会主義を発展させ、中華民族の偉大な復興を実現するために避けて通ることのできない道である、と指摘している。13大以来、「中国の特色ある社会主義の建設」は、実践面で著しい成果をあげている。活動報告では、「中国の特色ある社会主義を建設する」が「中国の特色ある社会主義を発展させる」に変更された。この言葉の変更には深い意味があり、わが党は新しい歴史的スタート地点に立っており、中国の特色ある社会主義のより麗しい未来を切り開く新たな道を歩むことを意味する。
「中国の特色ある社会主義を発展」という新しい理論の下で、中国の特色ある社会主義事業の全般的な布石は、経済建設、政治建設及び文化建設からなる「三位一体」から、経済建設、政治建設、文化建設及び社会建設からなる「四位一体」に広がり、「富強かつ民主的で、文明的な社会主義的現代化国家」という目標も「富強かつ民主的で、文明的で調和の取れた社会主義的現代化国家」に広げられた。この表現の細かい変化は、中国の特色ある社会主義は不断に発展・開放していくものであり、中国の特色ある社会主義を発展させてこそ、マルクス主義の強い生命力と創造力を発揮することができ、中国の特色ある社会主義の道がますます広げていくことができることを意味している。
「チャイナネット」2007年10月18日