外交部の秦剛報道官は18日午後の定例会見で、国連気候変動枠組条約第13回締約国会議で採択された「バリ・ロードマップ」について質問を受け、「バリ・ロードマップは気候変動をめぐる今後の協議に方向性を示すものだ」と述べ、祝福と歓迎の意を表明した。秦報道官は次のように述べた。

国連気候変動会議が15日に閉幕した。各国の努力を経て、ついに「バリ・ロードマップ」をめぐり合意が形成された。中国は引き続き、関連協議に積極的に参加し、建設的な役割を発揮していく。同時に、先進国がロードマップの規定に従い、2013年以降も引き続き率先して排出量を削減し、資金・技術・適応・能力建設面で発展途上国を支援し、発展途上国による気候変動速度の緩和と適応能力の向上を手助けすることを希望する。

「人民網日本語版」2007年12月19日