政府の計画によると、新しい農村医療制度が、今年、全国の農村をカバーすることになっている。

新しい農村医療制度は、農村で実施される農民が自主的に参加する医療保障システムである。農民が20％、政府が80％を出資して、一つの医療基金を作り、その医療制度に加入した農民は一定の医療費が支給される。

政府は2003年からこのシステムをテスト運用して以来、去年9月末までに、すでに農業人口の8割にあたる7億人以上の農民が新しい医療制度に加入した。経済的に困難な人たちの医療保障を解決するため、政府はその新しい医療制度を設立すると同時に、農村医療救助制度も設立した。

「中国国際放送局　日本語部」より2008/01/06