スウェーデン・ストックホルム国際平和研究所が9日発表した2008年鑑によると、米国の2007年の軍事費は史上最高を記録、5468億ドルに達し、全世界軍事費の40%以上を占めた。
同年鑑により発表された統計によると、2007年、全世界の軍事費は引き続き拡大を続け、前年比6%増の1兆3390億ドルとなり、全世界GDPの2.5%を占め、世界人口1人あたりの平均軍事費は202ドルとなった。
また2007年、世界最大の軍事費大国は米国となった。同年、米国軍事費の増加幅は世界平均を上回り、6.94%となった。2001年から2007年の間、米国の軍事費は59%もの伸びをみせている。
ストックホルム国際平和研究所は1966年に設立され、軍備抑制と軍縮問題の研究に関する権威機関として知られる。
「人民網日本語版」2008年6月10日