9日付の人民日報海外版は『世界の皆さん、ありがとう』という署名文章を掲載した。
文章は「北京パラリンピックの開会式では、ドイツ代表団が入場した際、選手たちは『こんにちは、北京』と書かれた布を掲げた。7日、パラリンピック競技の初日、スウェーデンの男子バスケットボール代表は赤い横断幕を出した。その上には、中国語で『中国に感謝する』と書いてあった」としている。
文章は「現場であってもテレビの前であっても、このような画面を見た中国人は皆感動した。世界各地からの友人の真摯な感謝を受けて、心が温かくなった」と述べた。
また、文章は「『二つの五輪は同じようにすばらしく開催する』という約束を13億の中国人は行動で実践している。中華民族の百年の夢とは、ただ強国と国民の生活の裕福だけではなくて、われわれの暮らす地球がより美しくて、より調和が取れることを希望している。『一つの世界、一つの夢』はわれわれの期待である。『中国に感謝する』に対するわれわれの答えは、『世界の皆さん、ありがとう』。2008年は中国と世界の永遠な美しい思い出となる。中華民族は世界により大きな貢献を果たす」としている。
「中国国際放送局 日本語部」2008年9月9日 |