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人民日報評論「愛国主義で時代の光芒を輝かす」
発信時間: 2009-04-16 | チャイナネット

 

「愛国主義で時代の光芒を輝かす」と題する論説記事が、15日付「人民日報」に掲載された。要旨は次の通り。

新中国成立60周年を慶祝するため、われわれは全国規模で、大衆的な愛国主義教育活動を踏み込んで展開する。中共中央宣伝部がテレビ電話会議を招集し、動員計画を策定したことは、この活動の序幕が上がったことを意味する。

5千年の歴史の大河の中で、民族精神の核心として、愛国主義は常に中華民族の団結と統一の精神的紐帯、凝集力と求心力の根本的な源泉、中国社会の発展と進歩を促す巨大な力であり続けた。国家の隆盛と庶民の幸福は、愛国主義の最も素朴な価値指向であり、無数の仁愛深き志士が懸命に追い求めてきた奮闘目標でもある。

この目標から見ると、中国共産党は中国人民を指導して長期にわたる血みどろの奮戦を戦い抜き、民族の独立と人民の解放を実現し、新中国を建設し、国家が四分五裂し、民族が屈辱を蒙り、人民が深刻な災厄に喘ぐ状態を終わらせたのである。この時から中国人民は立ち上がり、中国は独立・民主・統一の道を歩み、中華民族は新たな歴史の紀元を切り開いたのである。

この目標から見ると、新中国成立後の60年、とりわけ改革開放後の30年で、中国社会は多大な進歩を遂げ、総合的な国力は大幅に高まり、人民の生活は不断に改善し、国際的地位は顕著に高まったのである。中国人民の様相、社会主義中国の様相、中国共産党の様相には歴史的な変化が生じた。60年来、とりわけ改革開放後30年来に中国が成し遂げた偉大な事績そのものが、愛国主義の最も生き生きとした教材なのだ。

今日われわれが愛国主義を発揚するのは、歴史の資産の中に源を求め、社会の進歩の中から力を汲み取り、世代から世代へと奮闘する中で啓示を得るためである。共産党なくして新中国なし、国家の富強なくして民族の振興なし。ただ社会主義だけが中国を救うことができ、ただ改革開放だけが中国を発展させることができる。これはわれわれが愛国主義を理解する上での歴史的な基点であり、愛国主義を発揚する上での現実的な根拠でもある。これまで愛国主義が抽象的であったことはない。愛国主義は、国家を愛し、共産党を愛し、社会主義を愛することの統一であり、社会主義の核心的価値体系と中国の特色ある社会主義路線の統一であり、民族精神と時代精神の統一である。これは現代の愛国主義精神の最も本質的で、最も重要な表現である。

われわれは、新中国成立60周年に際し、全国規模で大衆的な愛国主義教育活動を踏み込んで展開することは、必ずや愛国の情熱を掻き立て、民族精神を奮い立たせ、愛国主義を、挑戦を迎え撃ち、困難に打ち勝つ確固たる信念へと転化させ、科学的発展を推進し、社会の調和を促進する実際の行動へと転化させ、小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に建設し、中華民族の偉大なる復興を実現する強大な精神力へと転化させることになると信じている。

「人民網日本語版」2009年4月16日

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