呉邦国・全国人民代表大会（全人代）常務委員長（中共中央政治局常務委員）は31日に開かれた、第11期全人代常務委員会第11回会議の閉幕式で、「ここ数年の、全人代の監督活動の中で築かれた効果的な良いやり方を真剣に総括し、今後の活動の中でこれを的確に運用し、かつ不断に発展させ、全人代の監督活動を新たな水準へと引き上げなければならない」と強調した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

呉委員長は「第11期全人代第2回会議で承認された常務委員会活動報告は、中央の定めた重要政策・計画の貫徹実施の推進を全人代の監督活動の最重要事項とし、経済活動と民生問題の解決に対する監督の強化に力を入れ、『一府両院（人民政府と法院、検察院）』が各自の活動報告に照らして提出した目標任務の達成を促し、支持し、年間の経済・社会発展任務の順調な達成を確保しなければならない、と明確に打ち出している」と指摘した。

「人民網日本語版」2009年11月2日