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米国が中国籍ウイグル族容疑者を移送 中国は厳正な交渉を提出 |
発信時間: 2009-11-03 | チャイナネット |
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中国外交部の馬朝旭報道官は2日、グアンタナモ基地に拘束されていた中国籍でウイグル族のテロ容疑者を米国が南太平洋のパラオに移送したことについて記者の質問を受け、「中国側はすでに米国側に厳正な交渉を提出し、米国側が第三国に上述のテロ容疑者を移送するのをやめ、一刻も早く中国に送り返すように要求した」と述べた。 記者:米国の司法省が10月31日に発表した情報では、米国はグアンタナモ基地に拘束されていた中国籍で『東トルキスタン』のテロ容疑者6人をパラオに移送したが、そのことについてのコメントは。 馬朝旭報道官:中国側のグアンタナモ基地に拘束されていた中国籍でウイグル族のテロ容疑者に対する立場は一貫しており、明確である。これらのテロ容疑者は、国連安保理1267委員会の包括制裁対象者リストに入っているテロリスト組織『東トルキスタンイスラム運動』のメンバーであり、中国の法律によって処分されなければならない。 私たちは米国側が中国側の反対を顧みず、頑として第三国にテロ容疑者を移送したことに強い不満を表し、断固として反対する。そして中国側はすでに米国側に厳正な交渉を提出した。中国は米国側が国連安保理の関連決議や国際反テロの義務を履行し、第三国へ上述の容疑者を引き渡すことをやめ、一刻も早く容疑者を中国に送り返すことを要求した。また中国側はいかなる国が上述の容疑者を受け入れることにも反対する。 「チャイナネット」 2009年11月3日 |
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