温家宝総理は3日、北京で日本の菅直人副総理・財務相と会談した。
席上、温家宝総理は「世界各国が国際金融危機に対応している。アジア経済が真っ先に回復したことは重要な意義がある。日本は省エネ、エコ経済、近代製造業とサービス業などの分野で優れた技術を持っている。中国は巨大なマーケットがあり、両国の企業がそれぞれ長所を生かし、貿易と投資を拡大し、経済の成長を促すことを期待している」と述べた。
菅直人副総理は、「日本政府は、日中戦略互恵関係を重視し、新しい発展戦略を実施する中で中国との協力を強化し、互恵共栄を実現させたい」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月4日