アジアは今後8年以内に約100隻の潜水艦を購入

タグ: 軍事費 対外武器 システム 通常兵器

発信時間: 2010-04-07 13:32:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インドネシア紙「ジャカルタポスト」が掲載した評論では、アジア各国は一貫してますます大きく、さらに団結した共同体を構築しようと公言しているが、戦略的や軍事的な面から見ると決してそのようではなく、こうした国は軍事費を増やし、2018年までには80隻から100隻の先進の通常ハイテク潜水艦を購入すると述べており、過去数年間のアジア各国の軍事費などについては以下のように説明している。

「東北アジアは2001年から軍事費支出を19%増やした。東南アジアは2005年から2008年までの3年間、年に13.5%のペースで増加しており、2012年には330億ドルになる見込みだ。オーストラリアでさえも2017年までに軍事費を3%増やすことを決め、さらに2009年度の国防白書では軍事力をグレードアップする計画を打ち出している」

「人々を一番不安にさせるのは、軍事費の増加分を対外武器システムの研究や購入に用いている点だ。第4世代の戦闘機や潜水艦、戦車の以外にも、最先端の空対空や空対地の武器システム、大型水面艦艇、新たな指揮、通信、情報、監視、偵察システムを購入している」

「実際に中国、日本、韓国をはじめとするアジア各国の海軍は、今後5年間に600億ドルを投入して艦隊の強化を目指すらしい。同時にアジアの潜水艦保有量も急速に増え、2015年にはアジアの潜水艦市場の規模は74億ドルに達する。そして2018年には、インド、パキスタン、中国、台湾、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどの国と地域が80隻から100隻のハイテク潜水艦を保有する見通しだ」

「ストックホルム国際平和研究所が先ごろ発表したレポートによると、2005年から2009年までの通常兵器輸入額トップテンには、中国、インド、韓国、シンガポール、パキスタンのアジアの5カ国がランクインした。また2005年から2009年までにアジアとオセアニアの通常兵器輸入額は世界の41%を占め、東南アジアの軍備力の輸入額は8.22倍に激増し、シンガポールは2.46倍、インドネシアは1.85%の増加だった」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月7日

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