胡錦涛国家主席は13日、ワシントンで開かれた核安全サミットで講演し、各関係方面が互恵ウィンウィンの方針を踏まえた上で、核安全を図り、持続可能な発展を求め、世界平和と共同繁栄に寄与するよう密接に協力し、積極的に参加するよう呼びかけた。
その中で、胡錦涛国家主席はさらに、「各国は約束事と責任を履行し、国内の関連する立法と監督管理メカニズムを強化し、核原料と施設の安全を確保すべきだ。また、現存の国際法枠組みを守り、『核原料実物保護条約』改定案の早期施行を促し、核原料の違法販売を取り締まらなければならない。また、発展途上国の核セキュリティー能力の向上に協力するよう」強調した。
胡錦涛国家主席はさらに、中国の核拡散を断固として反対するといった方針を改めて表明した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月14日