中国海軍、解放軍の「アキレス腱」 米軍より20年遅れる

タグ: 艦艇  武器系統  南中国海

発信時間: 2010-05-05 10:20:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国に遅れること20年

解放軍海軍の60隻余りの潜水艦はいつでも対戦可能である。軍事戦略家の間では「中国は武器・装備、銃器、戦闘機、軍艦の面で米国より20年遅れている」との考えが一般的だ。だが、戦略家及び軍事関係者は、中国は今まさに急速に米国に追いつこうとしている、と見ている。こうした状況の中、米海軍は解放軍海軍が絶えず力を増強していることに注視する必要がある。

中米両国の戦艦を比較すると、米軍は286隻を保有している一方、解放軍は260隻、そのうち近代的艦艇はわずか75隻。一国の戦艦艦隊は航母を核に編制したものであり、米国はこの面でかなりの自信を持っているが、中国は空白であることを忘れてはならない。しかも現在、米国は3700機の艦載機を保有しているが、中国は逆にまだこうした戦闘機の購入を模索しているところだ。

軍事予算に言及すれば、中国の場合、2010年は780億ドルであり、その3分の1超が優先権のある海軍に配分されている。予算は1050億-1100億ドルに引き上げられる可能性がある。これに比べ、米軍は5489億ドルと、中国のずっと先をいく。武器系統の品質の面でもはるかに中国を超えている。

米国は国防面で、南アジアと東南アジアの多くの国々を「保護する傘」となっている。こうした国々は、解放軍海軍が日増しに力を増強していることに深い懸念を抱いており、米国にアジア太平洋地域での存在感を維持し、中国の軍艦を監視するよう強く求めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月5日

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