温総理が明日から4カ国訪問 中日韓協力の方向性が明確に

タグ: 隣国 交流 戦略的互恵関係

発信時間: 2010-05-27 11:42:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

3. モンゴル訪問について

モンゴルは中国と陸続きで、もっとも長い境界線を接する隣国であり、新中国ともっとも早く国交を樹立した国でもある。モンゴル訪問中、温総理は同国トップと会見し、各界関係者と幅広く接触するほか、中国・モンゴル経済貿易協力フォーラムの開幕式に出席し、ウランバートルの中国文化センターの序幕を行う。双方は金融、エネルギー、科学技術、インフラなどの分野の協力文書に調印する予定。

4. ミャンマー訪問について

ミャンマーは古くから中国と友好のある隣国で、国交樹立から60年が経つ。ミャンマー訪問中、温総理は同国トップとともに中国・ミャンマー国交樹立60周年レセプションに出席する。双方は経済・貿易、金融、エネルギー、科学技術などの分野の協力文書に調印する予定。

5.第3回中日韓首脳会合への出席について

今年に入りアジア経済は徐々に回復し、中日韓の協力に全面的、多層的で広範囲に及ぶ良好な動きが現れ、メカニズム化は安定的に強化され、今後の協力に発展のチャンスがもたらされている。温総理は今回の会合出席で、3カ国の今後の協力方針を計画し、政治において相互信頼を高め、協力メカニズムを整備し、各分野の協力を全面的に促進することを主な目的としている。

会合の会期は2日間で、温総理は日韓トップと3カ国の協力の方向性、ともに関心を寄せる地域問題や国際問題について意見を交換する。3カ国は2020年協力展望、科学技術イノベーションと標準化協力の強化について共同文書を発表し、協力に関する覚書に調印することになっている。

中国は今回の首脳会合に以下の期待を寄せている。

1. 長期的、戦略的視点で三国関係を扱い、把握することに着目し、相互信頼を高め、三カ国協力の政治基礎を強固なものにする。

2. 三国の発展モデル転換、経済構造調整という共通した目標に着目し、重点的な協力を計画し、協力メカニズムを整備する。地域経済の成長の内因的な原動力を強め、地域経済の持続的な回復と東アジア共同体の構築に新たな原動力を注ぐ。

3. アジアの平和、安定、繁栄の促進に着目し、地域問題や国際問題における交流と調和をいっそう強化し、ASEAN共同体構築プロセスを共同でサポートする。気候変動、金融リスク、エネルギー安全などの世界的問題に共同で対処し、共同利益を保護する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月27日

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