中国共産党中央政治局は5月28日午後、世界の医薬衛生の発展の趨勢及び中国の医薬衛生体制の改革に関する学習会を開いた。胡錦涛総書記は「安全で効果があり、かつ便利で廉価な医療衛生サービスを人々に提供していかなければならない」と強調した。
胡錦涛総書記はその際、「都市部と農村部の住民をカバーする基本医療衛生制度の整備を速めることが、医薬衛生体制改革を進化する上での主な任務だ。医療サービスシステムを一層完備し、医療保障体系の整備を速め、都市部と農村部の住民をカバーする多層的な医療保障システムを確立して、それを加速していくことで『受診難』の問題を解決し、国民健康の確実な保障をはかる」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年5月30日