韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相、金泰栄(キム・テヨン)国防相及び韓国を訪れているアメリカのクリントン国務長官、ゲーツ国防長官が21日午後ソウルで、両国間初の外交と国防を合わせた2プラス2の4者会談を行った。双方は各分野における戦略的同盟関係の強化で合意した。
会談後発表された共同声明で、双方は「両国首脳が昨年6月に発表した『韓米同盟未来ビジョン』は重要な戦略的意義がある。それに従い、両国は二国間問題や地域問題、及び世界範囲において同盟関係を強化していく。朝鮮を含むいかなる脅威に対応するため、共同防御力を保つ。戦時作戦統制権の移管時期を2015年に延期することに伴う関連措置を講じていく」とし、また、国連安保理が7月9日に採択した「天安」哨戒艇に関する議長声明に歓迎の意を示し、核計画を放棄し、確実かつ逆らうことのできないやり方で核兵器を廃棄するよう朝鮮を促した。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月22日