日本の政界に中国の体制を称賛しうらやむ声

日本の政界に中国の体制を称賛しうらやむ声。 最近、日本社会は日本式の民主政治と選挙制度の裏にある落とし穴について考え直している。これと同時に、政官財各界の有識者は図らずして一斉に視線を中国に注ぎ、中国の体制を称賛しうらやむ声が上がっている…

タグ: 日本 政界 中国 体制 称賛 政治家 学者

発信時間: 2010-08-05 16:54:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■政治家の野田毅氏:中国の政治安定・人材輩出に感嘆

7月29日に社団法人日中協会の年次総会が開かれた。日中協会会長でベテラン政治家の野田毅衆議院議員(自民党)はスピーチで、日本の政局の変動と中日関係について分析。日本政治の最大の危機として人材不足を挙げ、中国の幹部・人材育成制度は日本にとって学ぶに値すると指摘した。野田議員は「日本の政治と選挙は政策を中心とした再編の時代へ戻るべきだ。人材育成の制度化の面で、中国のノウハウは参考に値する」と述べた。

■橋下徹大阪府知事:中国の地方政治の活力を感じた

今年は上海市と大阪府の友好都市提携30周年にあたる。大阪府の橋下徹知事は7月27日、500人の万博訪問団を率いて大阪を出発。上海万博「なにわの日」イベントに参加した。31日には北京市内の「798芸術区」を視察。「中国は政治のエネルギーを十分に発揮している。大きな方針は中央政府が決め、地方政府は自立している。この仕組みを日本も参考にできないだろうか?」と述べた。

■経済学者の竹中平蔵氏:中国の地方財政・税務権を称賛

近年、日本の歴代内閣は地方分権を強調しているが、税源配分は国が60%、地方が40%なのが現状だ。地方の税収は40%だが実質的には60%を使用している。不足の20%は国が補助金や交付金の形で補填している。国が資金を出すため、地方政府は財源、権限、人員の設定や運用の面で大きな制限を受ける。小泉内閣で金融・経済財政政策担当大臣を務めた、著名な経済学者の竹中平蔵氏は「地方にできることは地方にやらせる。民間にできることは民間に任せる。この点で、中国はよくやっている」と述べた。

「人民網日本語版」2010年8月5日

 

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