■海軍交戦訓練を実施
米側は今回の演習について、海軍交戦訓練であり、破壊・制御、捜索・救難などが含まれるとしている。
報道は、今回の行動でこの地域における米国の一層の強硬姿勢が明らかになったと指摘する。これに先立ち中米はすでに南中国海問題をめぐり外交紛争に突入している。
■南中国海を利用して中国牽制を画策
韓国紙「朝鮮日報」は10日、「蜜月期に入る米越、南中国海を使って中国牽制を画策」との記事で、「国益のためなら、たとえ血を流して戦った冷戦時代の敵国であっても、迷わず再び手を結ぶことができる」「今年4月にベトナム戦争終結35周年を迎え、米国とベトナムの関係が急速に緊密になっている。パラセル諸島(中国名・西沙諸島)の領土紛争で中国と対立しているベトナムと、南中国海での中国の勢力拡大を牽制しようとする米国の利害関係が一致したためだ」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年8月13日