国家海洋局局長「中国は深海への歩みを加速する」

国家海洋局局長「中国は深海への歩みを加速する」。 21世紀に入り、海洋は国際政治・経済・外交の重要な舞台としての位置づけを日増しに強めている。世界人口の増加、土地資源の減少、環境の悪化、資源・エネルギー需要の急激な高まりに伴い、世界各国はいずれも21世紀の海洋発展戦略を打ち出している…

タグ: 海洋局 深海 開発 中国 海洋事業

発信時間: 2010-09-07 15:34:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

孫局長:21世紀の最初の10年で、中国の海洋事業は積極的な変革と発展を経験した。海洋の戦略的地位の重要性は日増しに高まり、民族の海洋意識は不断に強化されている。海洋管理の法整備で突破口を開き、海洋法の体系をほぼ構築した。海洋戦略研究は成果が見え始め、発展計画ははっきりとした成果が出ている。海洋産業は不断に強大化し、海洋経済は急速に発展している。海洋管理で新たなステップを踏み出し、権益維持のエンフォースメントを全面的に推進している。

現在、沿海各国は海洋への取り組みを次々に強化し、各種の強力な措置を講じて海洋発展戦略を調整している。どのようにして国際海洋問題の新たな動向を正確に把握し、中国の経済・社会発展の実状に立脚して、今後一定期間の海洋発展戦略をうまく制定し、海洋経済・社会発展の計画を強化するかは、われわれに突きつけられた重大な戦略任務でもある。

「海洋への取り組みを強めれば国家が強くなり、海洋事業を振興すれば民族が振興する」。将来的にわれわれは、海洋資源の開発・利用面では、海域の使用管理を強化し、海洋の開発秩序を規範化し、海洋経済の数量・拡張型から質・効果型への転換を推し進めなければならない。海洋の環境保護と生態環境整備面では、海陸の統合的計画を堅持し、海洋汚染の制御と対策を強化しなければならない。海洋経済の発展面では、海洋循環型経済の発展に寄与する政策・措置を制定し、海洋経済発展の質と効果を高め続けなければならない。海洋公益の取り組みでは、海洋立体観測・監視ネットワークを徐々に構築し、災害対策能力を不断に強化しなければならない。

「人民網日本語版」2010年9月6日

     1   2  


「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。