中日の陸海空技術の比較

中日の陸海空技術の比較。 現在、一部のいわゆる軍事マニアはやはり10年前の視線で中国を見ており、とくに日本との比較では自らを低く評価しているが、実際、中国と日本の軍事技術面での格差は、想像するほどではない。次に、具体的な技術上の分析を通して、中日両国の格差は一体どれほどなのか見ることにする…

タグ: 軍事 電子情報 陸上 潜水艦 航空技術

発信時間: 2010-09-14 16:52:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

二、海上面の技術

資料写真:日本の金剛級

日本の最先端の金剛級を中国の170艦と比較してみる。確かな情報によると、170艦が使用するのは航空機搭載のAPAR。一方、金剛級が使用するのは米国のパッシブ・フェイズド・アレイ・レーダー(PPAR)だ。ミサイル技術上、170艦は自動主導防空ミサイルを使用しており、金剛級は半主動制御ミサイルである。対艦ミサイルの格差はより顕著であり、170艦はすでに世界の先端レベルに達している。中国は現在、世界先進レベルの戦艦を完全に自力で製造することができる。一方、日本は作戦システムや艦船用主要機体の面でまだ米国に依存しなければならない。もちろん、金剛級の優位性はミサイル搭載数で170艦を遥かに上回っていることであり、対潜能力でも中国より優れている。

資料写真:中国の170艦

潜水艦では、中国は専用のディーゼルエンジンはまだ輸入に頼らなければならない。国産ディーゼルエンジンは騒音が大きく、比較効率も低い。日本の技術は進んでいるが、中国が使用するドイツ製ディーゼルエンジンに比べ技術上の優位性はない。中国はAIP技術で世界をリードしており、燃料電池の技術でも世界の先端にある。一方、日本はこの技術は有していない。潜水艦の素材で中国はすでに世界の先進レベルにあり、騒音制御でも中国は日本に遅れておらず、ただソナー(水中音波探知器)でやや差がある。フランスやロシアの技術を導入して以降、この差はやや縮小した。

このほか、中国は2世代の原子力潜水艦を有しているが、日本はない。

以上の分析から、中国は海軍の技術ですでに日本を追い越したようだ。だが過去、長期にわたり遅れを取り、また債務が過多であることから、中国海軍はその実力でまだ日本に追いついてはいない。中日の海上面での技術の格差は同様に、中国は完ぺきかつ全面的な軍事工業システムを備え、軍事装備の設計・製造を自力で完成させることができる。一方、日本は基礎工業力が厚く、ディーゼルエンジンやその他の電子技術面でリードしている。だが、米国の一部の技術サポートに依存しなければ、近代的な軍艦を完ぺきに製造することはできず、海上での戦闘力をつけることはできない。

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