温家宝総理の国連会議出席が持つ重大な意義

温家宝総理の国連会議出席が持つ重大な意義。

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発信時間: 2010-09-16 15:27:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(2)決意を高める重大な外交活動である。国際情勢および国際関係は現在、大きな変革・調整の最中にあり、さまざまなグローバルな脅威や試練が後を絶たない。従来型と非従来型の安全保障問題が交錯し、世界経済回復の基盤はなお盤石でなく、発展の不均衡性の問題はより先鋭化し、グローバルな範囲でのミレニアム開発目標の期限内の達成はより厳しい情勢に直面している。一方で、かつてない試練と同時に、かつてないチャンスも前にしていることに目を向けなければならない。今日、人類の試練を迎え撃つ能力は著しく向上し、困難に打ち勝つ手段は一層豊富になり、すでに平和・発展・協力が時代の主旋律となっている。温総理が今回国連会議に出席するのは、決意を固め、政治的意欲を示し、公平・公正の原則を形にし、共にチャンスを捉え、試練を迎え撃ち、平和が永続し、共に繁栄する、調和ある世界を築くために新たな動力を注ぎこむよう各国を促すためである。

(3)国連の役割を強化する重大な外交活動である。今年はちょうど国連成立65周年にあたる。国連はすでに65年間の困難をくぐり抜けたが、新たな情勢の下でも様々な新たな問題や試練に直面している。だが総じて見れば、普遍性・代表性・権威性を最も備えた国際組織としての国連の地位に変更はない。現代国際法・国際秩序の礎石としての国連憲章の地位にも変更はない。国連への国際社会の期待にも変更はない。現在国連は再び発展の重要な十字路に立っている。中国は最大の発展途上国であり、安保理常任理事国でもある。温総理が今回国連会議に出席するのは、多国間主義の実践過程における国連の中核的役割を強化し、世界平和を守る使者、共同発展の先駆者としての国連の性格を強めるためである。

「人民網日本語版」2010年9月16日

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