発展途上国が国連ミレニアム開発目標を実現するのを援助するため、中国は、経済的に立ち遅れている国の債務を更に削減している。
中国の温家宝総理が22日ニューヨークで開催された国連のミレニアム開発目標首脳会合で、債務問題の新たな政策と措置を取り上げた。それによると、3年以内に中国が国際エイズ、結核、マラリア基金に1400万ドルを寄付すること、50カ国の債務に悩まされる貧困国と後進国の2010年を期限とする未返済の政府無利子借款を免除すること、パキスタンの洪水被災地にさらに2億ドルを寄付することなどが含まれている。
温総理はまた、2015年までにミレニアム開発目標が実現できるよう、国際社会がアフリカ諸国の発展と貧困撲滅問題を優先的に考えるよう呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年9月23日