米国のゲーツ国防長官と韓国の金泰栄国防相は8日、第42回米韓定例安全保障協議会をワシントンで開き、米国が韓国に提供する核の傘の有効性を確保するため、常設の拡大抑止政策委員会を設置することを決定した。
両長官は協議後の記者会見で▽双方は朝鮮半島で起こりうる情勢不安への準備ができている▽米国は核の傘、通常兵器、弾道ミサイルを含む全方位的な軍事力を用いて韓国に拡大抑止を提供する▽双方は拡大抑止政策委員会を設置し、常設の協力枠組として拡大抑止の有効性を確保する----と強調した。
金国防相はこの他にも、韓米軍事同盟の将来の方向性を定める「韓米国防協力指針」等、多くの成果があったことを明らかにした。
「人民網日本語版」2010年10月11日