ドイツのウルフ大統領が先ごろロシアを訪問し、13日に地方政府官僚の開催したパーティーに参加した際に、サラダの中にミミズが入っていた。ドイツのメディアはこれを大きく取り上げたが、ロシア政府はこれを否定し、「愚か」で「無責任」な噂だと述べた。台湾の「中広新聞網」が伝えた。
報道によると、ウルフ大統領は13日にトリベ州のゼレニン知事(Dmitri Selenin)が開いたパーティーに出席したが、会場である来賓がサラダの中にミミズのような赤い虫がいるのを発見したという。
パーティーのホスト役のゼレニン知事はこれを見て、サラダが新鮮な証拠だとジョークを飛ばしたという。しかしドイツ代表団のメンバーは、ロシア側のパーティーの準備が雑でサラダの衛生状態が悪く、ミミズが入ったと見ている。
ロシア側はこのパーティーの衛生面での問題を否定している。クレムリンのある関係者によると、パーティーの料理は非常に精緻なもので、ミミズがいたというデマは「無責任であるだけでなく、愚かだ」という。クレムリンのメインシェフも、ロシアが外国の首相のために開くパーティーの料理は細かく検査されており、問題が発生するはずはない。」と述べている。
「人民網日本語版」2010年10月15日