オバマ政府は真正面から中国を迎撃し始めたが、今のやり方ではまだ足りず、我々は西太平洋での軍事力を強化しなければならない。
米国は軍事面での優位性を保つ以外にも、組織して中国の多国間政治や経済的圧力に対応しなければならない。こうした圧力は、中国が共産党主義から脱却する変遷過程を加速させることに役立つからだ。
安倍元首相:中国は現代版のレーベンストラウムを実施
日本の保守派である安倍晋三元首相は、海域領有権に関する紛争でますます自信を強め、中国は現代版のレーベンストラウム(生存圏)の政策を実施していると指摘。レーベンストラウムはアドルフ・ヒットラーの信条であり、ドイツは次第に生存の空間を拡大していくべきだと考えていた。
安倍元首相はワシントンを訪問した際に、東中国海での中国海軍の拡張を憂慮し、中国との協力は今まで通り支持しているが、協力の形はアジアの平和と安定に役立たなければならないと語っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月20日