フランスのサルコジ大統領が年金改革を引き続き推進すると発表したあと、公共財政で贅沢な生活をするサルコジ夫婦にも不満の矛先が向いている。
イギリスの「デイリー・メール」紙が20日に伝えたところによると、金融危機で最もひどい影響を受けた国のリーダにもかかわらず、サルコジ夫妻の生活は少しも影響を受けず、昨年は毎日、公共財政から660ポンド(約8万5000円)を使って花を購入し、電気代やガス代の滞納金3000ポンド(約39万円)までも公共財政で払ったという。
サルコジ大統領は最近、政府支出を削減するために、毎月5000ポンド(約64万円)の生活費を自ら支払うと発表したばかりだが、その数日後には大統領専用機としてエアバスA340を1億4000万ポンド(約180億円)で購入した。多くの抗議者たちはこうした大統領の個人生活に不満を表わしており、ある人は旅客機のことを思い出すとデモを数週続ける力が沸いてくると話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月21日