米空軍大陸間弾道ミサイル50基が一時使用不能に 核兵器安全への懸念

米空軍大陸間弾道ミサイル50基が一時使用不能に 核兵器安全への懸念。 米空軍報道官のウェスリー氏は26日、米国の大陸間弾道ミサイル全体の11%を占める50基が先週末の23日、一時発射できない状態だったと発表した。軍側によると、発射を制御するコンピューターのハードウエアに問題があったとしている…

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発信時間: 2010-10-28 16:58:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:LGM-30Gミニットマン大陸間弾道ミサイル

米空軍報道官のウェスリー氏は26日、米国の大陸間弾道ミサイル全体の11%を占める50基が先週末の23日、一時発射できない状態だったと発表した。軍側によると、発射を制御するコンピューターのハードウエアに問題があったとしている。

弾道ミサイルが発射不能に

ある米軍の関係者によると、今回の件はワイオミング州のワーレン空軍基地で23日朝、発生したもので、一時発射不能になったのは大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」だという。

米国が保有している450発の多弾頭の大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」は、モンタナ州、ノースダコタ州、ワイオミング州に配備されている。

懸念される核兵器の安全

この件について事情を知っている米軍関係者の1人は、「たまに1基か2基のミサイルが発射できない状態になることはあったが、今回のように数は多くなかった。一部の弾頭は通常の手入れを受けるために一時的に使われなくなるが、多くても5基から7基にすぎない。50基の指揮とコントロールが不能になったのは今回が初めてだ」と語る。

米空軍は今回の影響を拭うために力を尽くしているが、今回のことにより核兵器の安全性に対する懸念が高まっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月28日

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