胡錦涛主席とオバマ米大統領が会談

胡錦涛主席とオバマ米大統領が会談。 中国は米国が積極的、建設的な対中政策を行い、中米関係の安定と発展に尽力することを希望する。変化し続ける国際・地域情勢を前に、中米は互いに信頼し、手を携えて協力し、日増しに増加するグローバルな試練に共同で対処し、中米両国民および各国民により良く幸せをもたらすべきだ…

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発信時間: 2010-11-12 14:41:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦涛国家主席は11日、オバマ米大統領とソウルで会談した。

胡主席は「中国は米国が積極的、建設的な対中政策を行い、中米関係の安定と発展に尽力することを希望する。変化し続ける国際・地域情勢を前に、中米は互いに信頼し、手を携えて協力し、日増しに増加するグローバルな試練に共同で対処し、中米両国民および各国民により良く幸せをもたらすべきだ。今後、中米関係は新たな発展のチャンスを迎える。双方が機会を捉え、各分野の交流や協力を一層推進し、両国関係の積極的な発展基調を保つことを希望する」と述べた。

また「中米の経済貿易関係は新たな発展を遂げ、すでに世界金融危機前の水準にほぼ回復した。米国の対中輸出は引き続き急速に伸び、他の主要貿易相手国への輸出の伸び幅を明らかに上回っている。中国側はすでに、両国の財政・金融・経済貿易協力の拡充について提案を示した。双方が共に努力し、しっかりと取り組むことを希望する」と指摘した。

胡主席はさらに「引き続き経済貿易問題について米側と建設的な意思疎通を行い、不一致点の適切な解決策を探りたい。中国は今年6月、人民元相場改革の一層の推進に関する決定を発表したが、これは非常に複雑な経済・雇用状況を抱える中でのことで、困難なものだった。人民元相場改革を推進するという中国側の決意は確固不動たるものだが、改革には良好な外部環境が必要であり、漸進的な推進以外に道はない。米側が対中ハイテク製品輸出規制の緩和において具体的な行動をとり、米国に投資する中国企業に公平な競争環境を与え、中国側と共に両国の経済貿易関係の健全で安定した発展を促すことを希望する。中国は米国の現在の量的緩和策に関心を寄せている。米側の政策は新興市場国や発展途上国の利益に配慮したものであるべきだ」と表明した。

「人民網日本語版」2010年11月12日

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