翌日、中国の主要各紙は一面トップ記事で、揃ってこの空襲を次のように報じた。今回の空襲に用いたのは紙切れであったが、その「殺傷効果」は爆弾よりも大きかった。日本の侵略者達の気勢を大きく削ぎ、中国人の志気を大きく高めた。ある新聞は報道記事と同時に、中国の今回の行動を讃える次のような詩も掲載している。「花であり、爆弾でもある。それは世界に向けて、中国人を侮ることはできないと宣言している。中国は抗日戦争に必ず勝利する」。
6年後、米グラフ雑誌『ライフ』が世界に名高い12名のパイロットの写真を掲載し、徐煥昇はその中に含まれていた。写真には、「徐煥昇は米軍のドーリットル中佐よりも前に日本本土を爆撃した最初の人物」との説明があった。
宮崎駿の漫画(写真は環球ネットより)
日本の有名なアニメ作家の宮崎駿は、かつて、この歴史的出来事を漫画で記している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月19日