火に油を注ぐ米空母の増派 東アジア情勢がより緊迫か

火に油を注ぐ米空母の増派 東アジア情勢がより緊迫か。 米軍の原子力航空母艦「ジョージ・ワシントン」が現在、日本海域で8日間にわたる日米合同軍事演習に参加しており、米海軍は7日にさらに原子力空母「カール・ビンソン」を西太平洋に増派した。、米韓が今月末と来年1月に再び合同軍事演習を展開、かつ米軍の2大航空母艦が同時に参加するとなれば、北東アジアの緊迫した情勢は火に油が注がれることになる…

タグ: 空母 東アジア 朝鮮 日本 西太平洋 空母外交 

発信時間: 2010-12-10 10:45:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

●米国人は一貫して「空母外交」に

資料写真:米国の国防総省の本部庁舎であるペンタゴン(pentagon)

米国の航空母艦2隻が同時に西太平洋海域に姿を現したことで、国際社会に大きな関心を呼んだ。

マレーシアの新聞「中国報」は、危機に遭遇するたびに米国が空母を出動させ、「空母外交」というカードを切るのは、関係国に米国の意思に沿って行動するよう迫ることで、政治・軍事的目的を達するためだ、と報じている。一種の使用頻度と効率の最も高い軍事手段として、米国は20世紀末とイラク戦争の時代に何度も空母をペルシャ湾海域に移動配置してきた。

何度も繰り返された「空母外交」のカードについて、クリントン元大統領は93年に政権に就いた際、「危機というこの単語がワシントンに出現すれば、誰もが発したいと思う最初の言葉は、『最近、空母はどこにいるの?』だろう」と語っている。

「カール・ビンソン」のペレス司令官は12月2日、士官と家族の別れの会の席で、米国政府のこの「空母政治」を実証していくと強調。

ペレス司令官は「今回の配備には、ずいぶんと時間がかかった。でも、すでに完了。シグナルを彼らに発するつもりだ」と強調した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月10日

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